GIZMODO 2023/8/8 06:06:08(JST)
ビデオ通話アプリZoomは、ユーザーデータを使ったAIのトレーニングに関するポリシーについての論争を受けて、利用規約を更新しました。以前のポリシーでは、明示的な許可なしにZoomが通話内容をAIのトレーニングに使用する権利を保持していましたが、新しい利用規約ではそのようなことはしないと明記されています。ただし、利用規約の更新では、Zoomが定義する「サービス生成データ」については言及されておらず、Zoomはその質問に対して回答していません。
ZoomのAIポリシーは、Hacker Newsという影響力のあるフォーラムでの投稿をきっかけに注目されることとなりました。Zoomの最高製品責任者は、利用規約に記載されていることは実際には行っていないというブログ投稿を行いました。ただし、一部の機械学習目的にはデータを使用していると明言しています。
Zoomは「Zoom IQ」という機能を導入しており、チャットスレッドを要約し、書かれたチャットの質問に対する自動応答を生成する機能が含まれています。Zoom IQは任意で利用できますが、有効にするとデータ収集に同意することになります。Zoom IQが有効な通話では、他の参加者に通知が表示されます。通知には「Meeting Summary has been enabled」というタイトルが付けられ、「The account owner may allow Zoom to access and use your inputs and AI-generated content for the purpose of providing the feature and for Zoom IQ product improvement, including model training」と表示されます。
Zoomはプライバシーに関する約束を守ることにおいては信頼性に欠けており、過去にはエンドツーエンドの暗号化を有料ユーザーにのみ提供すると発表し、後に撤回する事態がありました。また、ユーザーデータをGoogleやFacebookと共有し、2021年にはこれらの問題を含めた85億ドルの和解金を支払うことになりました。Zoomは最近、在宅勤務ポリシーを撤回し、会社のオフィスに近くに住んでいる従業員に対して週に少なくとも2日間は出勤を強制する方針を発表しました。
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(※画像はAIによって自動で生成されており、引用元とは関係ありません。)
引用元の記事:Zoom Contradicts Its Own Policy About Training AI on Your Data.