TechCrunch 2023/5/23 23:00:37(JST)
OpenAIのベテランによって設立されたAIスタートアップAnthropicは、Spark Capitalが主導するシリーズCの資金調達ラウンドで4億5千万ドルを調達しました。Anthropicの技術は、AIを使って会話やテキスト処理タスクを幅広く実行するもので、Google、Salesforce、Zoomなどのテック大手が出資しています。Anthropicは、医療、人事、教育などの業界で12以上の顧客を持っていると主張しています。
Anthropicは、AIの自己学習のための「次世代アルゴリズム」を作成する計画で、仮想アシスタントがメールの返信やリサーチ、アートや書籍の生成などを行うことができるようになることを目指しています。同社は、現在プレビュー中のチャットボットClaudeを開発しており、文書検索や要約、執筆、コーディング、特定のトピックに関する質問への回答など、さまざまなタスクを実行できるように指示できます。
Anthropicは、AIの行動を理解しやすく、必要に応じて簡単に調整できるようにする「憲法AI」と呼ばれるAIのトレーニング手法を開発しています。憲法AIは、AIを人間の意図に沿って調整する方法を提供することを目指しています。
今後18か月間で約10億ドルの支出が必要になるとされる次世代モデルの開発に向け、Anthropicは今後2年間で最大50億ドルを調達することを目指しています。
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引用元の記事：Anthropic raises $450M to build next-gen AI assistants.