シドニーを拠点とする生成AIアートプラットフォームのLeonardo.Aiが3100万ドルを調達しました。

TechCrunch 2023/12/6 22:01:49(JST)

オーストラリアのシドニーに拠点を置くLeonardo.Aiは、最新の生成AIスタートアップの1つであり、資金調達を行いました。このAIアート制作プラットフォームは、消費者と企業ユーザー向けに設計されており、Blackbird、Side Stage Ventures、Smash Capital、TIRTA Ventures、Gaorong Capital、Samsung Nextなどの投資家から3100万ドルの資金を調達しました。Leonardo.Aiは、昨年設立され、2021年12月以来、700万人以上のユーザーが総計7億枚以上の画像を生成しています。最近、企業向けのバージョンもリリースされ、コラボレーションツールやプライベートクラウドでのホスティングが可能になりました。企業ユーザーは、Leonard.Aiのプラットフォーム上に独自のテクノロジーインフラを構築するためのAPIにもアクセスできます。


Leonardo.Aiは、ゲーム、広告、ファッション、建築などのクリエイティブ業界の人々を対象にしており、ユーザーは同じスタイルで複数のアセットを保存、編集、構築して再利用することができます。また、画像生成のために独自のモデルを構築しトレーニングすることも可能です。使用例としては、映像制作のためのストーリーボードやゲームキャラクターのモックアップなどがあります。Leonardo.AiのCEOで共同創設者のJ.J. Fiasson氏は、Google Deep Dreamの登場により生成AIに興味を持ち、以前のゲームスタジオRaini Studiosでも生成AIを探求していました。


Leonardo.AiのAIは、オープンソースの技術をベースに構築され、合成データやクリエイティブ・コモンズのデータを使用してトレーニングされました。Fiasson氏によれば、Leonardo.AiはAdobe Firefly、BlueWillow、Midjourneyなどの他の生成AIアートプラットフォームとは異なり、ユーザーに与える制御の量で差別化しています。たとえば、Live Canvas機能では、テキストのプロンプトを入力し、望む結果のスケッチを素早く描くことができます。ユーザーがスケッチすると、Leonardo.Aiはテキストとスケッチのプロンプトに基づいてリアルタイムで写真のような画像を生成します。Fiasson氏は「制御はユーティリティを意味する」と述べています。「制御が少ないと、単にきれいな絵を作るだけであり、それは私たちにとって重要です」と語っています。


Leonardo.Aiの新たな資金調達により、企業製品の拡大に伴い、営業およびマーケティングチームのメンバーを増やすことができます。また、エンジニアリングチームの強化も計画しています。

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(※画像はAIによって自動で生成されており、引用元とは関係ありません。)
引用元の記事:Sydney-based generative AI art platform Leonardo.Ai raises $31M.